設備名称 |
熱分析装置 |
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機関・部局名 |
新潟県工業技術総合研究所 素材応用技術支援センター |
設置場所 |
新潟県工業技術総合研究所 素材応用技術支援センター |
どのような分析・計測ができるのか |
材料を加熱または冷却の温度プログラムによって制御し、ガラス転移点や融点、軟化点などの熱特性を測定する装置です。融解や結晶化の転移点測定をはじめ、発熱・吸熱反応や熱履歴の比較、比熱容量などの測定ができるDSC(示差走査熱量計)部と熱による膨張や収縮などの寸法変化を測定できるTMA(熱機械分析装置)部から構成されます。
プラスチックや繊維、紙などの高分子材料だけでなく、金属材料や複合材料の熱特性把握が可能です。また、冷却装置を備えているため、ガラス転移点が0℃以下の材料の測定ができる他、冷却工程を精度良く制御できるため、冷却時の再結晶化温度の測定や熱履歴の確認にも対応しています。 |
設備の仕様 |
[DSC(示差走査熱量計)部]
・測定温度範囲:-50℃~500℃
・熱量測定範囲:±100mW
・最大試料容量:110μL
・昇降温速度:0.1℃/min~99.9℃/min
・等温保持時間:0.1min~∞
・使用ガス:空気、窒素ガス
[TMA(熱機械分析)部]
・測定温度範囲:-150℃~1000℃
・測定範囲:(変位)±5mm、(荷重)±5N
・最大試料寸法:
(圧縮・針入れ時)直径8mm×長さ20mm
(引張時)幅5mm×厚さ1mm×長さ20mm
・使用ガス:空気、窒素ガス |
共同利用の可否 |
企業 / 教育・研究機関 |
共同利用可能な場合の形態 |
学内 |
機器貸付(新潟大学在籍者) |
学外 |
機器貸付(企業、 教育・研究機関) |
予約に対する承認の有無 |
学内の利用者による予約 |
承認後利用 |
学外利用者による予約 |
承認後利用 |
利用可能時間帯 |
平日 |
09:00 ~ 17:00 |
土日祝 |
終日利用不可 |