設備詳細
最終更新日:2024/04/30
設備名称 透過電子顕微鏡
機関・部局名 新潟大学 理学部
設置場所 A1-168
どのような分析・計測ができるのか 高分解能電子顕微鏡であり、新潟大学にある電子顕微鏡のうちで、現在最高性能である。結晶構造像の解像ができ、鉱物の解析には欠かすことのできない分析機器であるとともに、物理の物性、生物内固体物質等にも応用でき、実際その分野にも使われてきた。分解能、1.4オングストロームを有し、微細な結晶性固体、鉱物等のナノレベル内部構造、組織解析に基本となる機器であって、EDSによるナノスケールの化学組成分析もできる。
機器の仕様 加速電圧200kVの高分解能電子顕微鏡である。 分解能は線分解能で、1.4オングストロームを実現している。 EDS分析装置を備え、化学組成分析が可能である。化学分析はEDSモードでナノオーダーの微小領域分析ができる。 (現在、このEDSのディテクター部が故障し、大変に困っている) STEM分析機構を有し、簡易ながらHAADFイメージという 特殊観察方法もできる。 試料ホルダーは通常の1軸傾斜のものと、2軸傾斜ホルダーの2種を有し、後者は高分解能撮影時、結晶方位を厳密にあわせるために、必須のものである。
共同利用の可否 学内 / 学外教育・研究機関 / 企業
共同利用可能な場合の形態 学内 設備利用 / 依頼分析
学外 設備利用 / 依頼分析 / 共同研究
連絡先情報
担当者氏名 小西博巳
電話番号 025-262-6187
e-mail hkonishi@geo.sc.niigata-u.ac.jp
URL
キーワード 格子像 電子線回折 EDX 電子顕微鏡
関連技術者